🎯 東京湾シーバスジギングとは?
40〜80gのライトジグで初心者も楽しめる冬の人気釣法
東京湾ジギングの特徴
- アクセス良好:都心から1時間以内の船宿多数。日帰りで気軽に楽しめる
- 初心者向け:難しいアクション不要。リトリーブ&フォールの繰り返しでOK
- 水深15〜30m:比較的浅場なので体力的にも楽。ライトタックルで十分
- ベストシーズン:11月〜4月。特に12月〜2月が最盛期で数釣りも狙える
- フォールバイト:アタリの多くはフォール中。ラインの変化を見逃さないこと
釣り方
ジグを底まで落として、ハンドル5〜20回転ほど巻き上げたら再度フォール。これの繰り返し。青物ジギングのような激しいシャクリは不要です。
アタリの取り方
ほとんどがフォール中にバイトします。ラインの変化(止まる・走る)に集中し、アタリがあったら即アワセ!
サイズ
30〜70cm前後。冬場は50〜60cmクラスも多く、70cmオーバーのランカーサイズも期待できます。
数釣りも可能
好調時には一人20匹以上も。初心者でも5〜10匹は十分狙えるので、達成感があります。
🔧 ジグの種類と選び方
40〜80gを基本に水深と潮に合わせて選択
基本は60g
東京湾の平均水深25m前後では60gを基準に。潮が速い時は80g、遅い時や浅場では40〜50gを使用します。
必要な種類
40g・60g・80gの3種類があれば東京湾は完璧。各ウェイト2〜3色は欲しいところです。
定番カラー
ピンク、ブルーピンク、赤金、オレンジ、チャート、緑金が実績高い。イワシベイトが多いのでシルバー系も有効です。
使い分け
晴天時はシルバー系、曇天時はゴールド系、渋い時はピンク・オレンジなどアピール系がおすすめ。
センター・リアバランス
東京湾ではフォールアクションが重要なので、センターバランスやリアバランスのジグが実績高い。ロングジグは不要です。
おすすめジグ
アンチョビメタル、TGベイト、ジグパラなど定番ジグで十分。高価なものより数を揃えることが大切です。
アシストフック
リアに段差のあるアシストフック2本が基本。フロント+リアのダブルセッティングも有効です。
フックサイズ
#1/0〜#2/0のシングルフックが標準。細軸のものがフッキング率高くおすすめです。
ジグ選びの重要ポイント
- 着底を確実に:必ず底を取ってから巻き始める。底から3〜10mが最も釣れるレンジ
- 複数用意:最低9個(3ウェイト×3カラー)は用意。ロストも考慮して予備も持参
- フック交換:純正フックが大きすぎる場合は細軸アシストフックに交換
- 潮の速さで調整:底が取れないなら重く、根掛かりが多いなら軽くする
⚙️ タックル&装備
ライトジギング専用タックルで快適に
推奨スペック
6〜7フィート、ジグウェイト40〜100g対応。ライトジギング用ロッドやスロージギング用1オンスクラスが最適です。
選び方のポイント
ベイトタックルが基本。フォールのアタリが取りやすく手返しも良い。バスロッドでも代用可能です。
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推奨スペック
ベイトリール:PE1〜2号が200m巻けるもの。ハイギアがおすすめ。スピニングなら3000〜4000番。
選び方のポイント
クラッチの切りやすさ重視。フォール時の操作性が釣果を左右します。ドラグ性能も大切。
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推奨スペック
メインラインはPE 1〜1.5号、リーダーはフロロカーボン25〜30lb、長さ2〜3m。8本編みPE推奨です。
選び方のポイント
マーキングライン推奨。アタリがあったタナを記憶しやすい。リーダーは太めで根ズレ対策。
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推奨スペック
自動膨張式、桜マーク認証品。船釣りでは必須装備。必ず着用すること。
選び方のポイント
腰巻型が動きやすく人気。定期的にボンベとカートリッジを点検すること。
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持参すべきアイテム
プライヤー、ハサミ、フィッシュグリップ、タオル、スナップ、予備リーダー、クーラーボックス。
選び方のポイント
海水に強いステンレス製。予備リーダーは多めに用意。数釣りの時はフィッシュグリップ必須。
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推奨アイテム
防寒着、レインウェア、帽子、偏光グラス、グローブ、日焼け止め。冬は特に防寒重視。
選び方のポイント
船上は風が強く寒い。陸より一枚多く着る。濡れても良い服装で。12〜2月は完全防寒必須。
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あると便利
クーラーボックス、酔い止め薬、飲み物、軽食、タオル多め、防水バッグ。
選び方のポイント
酔い止めは出港30分前に服用。水分補給をこまめに。冬でも意外と汗をかきます。
おすすめ商品を見る🎣 基本テクニック
リトリーブ&フォールの基本を押さえよう
やり方
①ジグを底まで落とす ②ハンドル5〜20回転ほど巻く ③クラッチを切ってフォール ④②と③を繰り返す。
ポイント
シャクリは不要。ただ巻きでOK。フォール中にラインの変化に集中すること。
フォール時の注意
ラインがフワッと出る、止まる、走るなどの変化がアタリ。即座にアワセを入れること。
着底との違い
着底は「コツン」とした感触。バイトは「モソッ」「フワッ」とした違和感です。
基本は高速巻き
底から素早く巻き上げて、フォールで食わせるのが基本パターン。見切られる前に巻くイメージ。
変化をつける
反応がない時は巻き速度を変える。速巻き→遅巻き→速巻きなどコンビネーションも効果的。
ジギングテクニックのコツ
- 着底を確実に:必ず底を取ってから巻き始める。底から3〜10mが最も釣れるレンジ
- フォールでバイト:バイトの8割以上はフォール中。ラインの動きに集中すること
- 素早い巻き上げ:底に長く置きすぎると見切られる。テンポ良く繰り返す
- 船長の指示を守る:タナ(深さ)の指示があれば必ず守る。皆で守れば釣果UP
- 他の人を観察:釣れている人のアクション・ジグを真似する。これが上達の近道
🌊 東京湾のポイント
風の塔・アクアライン橋脚・タンカー周りが一級ポイント
特徴
東京湾のど真ん中、アクアライン上の人工島。水深25〜30m。シーバスジギングの超一級ポイントです。
攻略法
塔の際を狙う。底から10mまでをしっかり探る。風の塔周りは年中シーバスが居着いています。
特徴
海ほたる近辺の橋脚周り。水深20〜28m。橋脚に着くベイトフィッシュを狙ってシーバスが集まります。
攻略法
橋脚の際ギリギリにジグを落とし、縦の釣りで攻める。潮が動いている時間帯が勝負です。
特徴
沖に停泊する大型タンカー周辺。水深20〜30m。タンカーの影に隠れるイワシの群れが絶好のベイト。
攻略法
タンカーのギリギリ際を狙う。船長が船をタンカーに寄せるので、真下に落として探ります。
特徴
羽田空港沖の浅場。水深15〜20m。ベイトフィッシュが濃く、朝マズメ・夕マズメが特に熱いポイント。
攻略法
40〜60gの軽めのジグがおすすめ。浅いので手返しが速く、数釣りが楽しめます。
ベストシーズン&時合い
- ベストシーズン:11月〜4月。特に12月〜2月が最盛期。水温低下でベイトが固まる
- 朝マズメ・夕マズメ:日の出前後1時間、日没前後1時間が最も活性が高い時間帯
- 潮の動き:潮が動いている時間帯がチャンス。上げ3分〜上げ7分、下げ3分〜下げ7分
- 天候:晴天・曇天どちらでもOK。ただし強風・大雨時は船が出ないことも
- イワシパターン:東京湾はイワシベイトが基本。魚探にベイトの反応があれば期待大
船宿選びのポイント
- 実績を確認:ホームページやSNSで最近の釣果をチェック。安定して釣れている船宿を選ぶ
- 初心者歓迎か:レンタルタックルや指導があると安心。乗合船なら他の人から学べる
- 予約時に確認:持ち物、集合時間、料金、レンタルの有無など事前に確認すること
- 船酔い対策:出港前に酔い止めを服用。空腹・満腹は避ける。船長に相談もOK
- マナーを守る:船長の指示に従う。オマツリ(糸絡み)に注意。挨拶を忘れずに