常夜灯の明暗、月明かりの下、漆黒の闇
夜のシーバスは日中とは別の顔を見せる
夜釣りならではの魅力と基本戦略
ナイトゲームは日没後から夜明け前までの時間帯。特に日没直後1〜2時間と、深夜の常夜灯周りがゴールデンタイムです。
シーバスは夜行性が強く、暗闘で警戒心が下がります。日中の2倍以上の活性で、初心者でも釣りやすいのが最大のメリット。
ナイトゲーム攻略の鍵は「明暗」。常夜灯が作り出す明るい部分と暗い部分の境目にシーバスが潜みます。
| 項目 | 🌙 ナイトゲームの特徴 |
|---|---|
| 時間帯 | 日没後〜夜明け前（特に日没直後がゴールデン） |
| シーバス活性 | ★★★★★（日中の2倍以上） |
| 難易度 | ★★☆☆☆（初心者向き） |
| おすすめルアー | シンペン、ミノー、バイブレーション |
| 狙うレンジ | 表層〜中層（シンペンのドリフト） |
| カラー | パール、チャート、ゴールド系 |
| ポイント | 常夜灯周り、明暗の境目、橋脚 |
| 注意点 | 安全対策必須、ヘッドライト・ライフジャケット |
夜の進行に合わせた戦略
ナイトゲーム最大のキーポイント
常夜灯や街灯が水面を照らす「明るい部分」と、光が届かない「暗い部分」の境目。ベイトは光に集まり、シーバスは暗部から獲物を狙います。
暗→明へルアーを通すのが基本。シーバスは暗部に潜み、明部に入ってきたベイトを襲います。境目ギリギリをトレースしましょう。
流れに乗せてルアーを流す「ドリフト」が効果的。巻かずに流れに任せ、自然にルアーを明暗の境目に送り込みます。
夜釣りに効くルアーセレクト
ナイトゲームの主役。ドリフトに最適
フローティング or サスペンド。明暗攻めに
広範囲サーチ。中層〜ボトムを探る
表層直下をスローに引く
スレた魚に。ジグヘッドでスロー
宵の口のトップゲームに
夜釣りならではのアプローチ
ナイトゲームの基本中の基本。流れに乗せてルアーを流し、明暗の境目を自然に通す。巻くのではなく「流す」意識が大切。
夜のシーバスは積極的に追ってくる。だからこそ、スローに引いてじっくり見せる。焦って速巻きすると見切られます。
巻いて止める、巻いて止める。止めた瞬間にバイトが出ることが多い。特にミノーやバイブレーションで効果的。
夜は広範囲を探るより、明暗の境目など狙いを絞って何度も通す。同じコースを10投、20投と粘ることが大事。
夜釣りに必要な装備を厳選
楽しい夜釣りのために絶対に守ること
ナイトゲームに関する疑問を解決
むしろ初心者におすすめです。シーバスの活性が高く、警戒心も低いので日中より釣りやすいです。ただし安全対策は万全に。明るいうちにポイント確認、ライフジャケット・ヘッドライト必須です。
日没直後1〜2時間が最もアツい時間帯です。夕マズメの延長で活性が爆発します。深夜は人が減りプレッシャーが下がるので大型のチャンス。体力と相談しながら楽しみましょう。
釣れます。月明かりがある夜や、橋脚・ストラクチャー周りは常夜灯がなくてもシーバスはいます。ただし、ポイントを絞りにくいので、明るいうちの下見と経験が必要です。
シンキングペンシルが鉄板です。ドリフトさせて明暗の境目を通す釣りに最適。他にフローティングミノー、リップレスミノーも定番。カラーはパールホワイト、チャート系が視認性高くておすすめ。
影響します。満月・新月は大潮で潮が動きやすく、シーバスも活発。ただし満月の明るい夜は警戒心が上がることも。個人的には新月〜三日月の暗い夜が釣りやすいと感じます。
基本的にNGです。水面を照らすとシーバスが警戒して散ってしまいます。ルアー交換やランディング時以外は消灯。どうしても必要な時は赤色灯を使うと影響が少ないです。