🌙 月齢による攻略

大潮・小潮パターン完全攻略ガイド

月の満ち欠けで潮汐を読む
潮回りを理解して釣果を最大化しよう

🌕 大潮 満月・新月(最強)
📊 中潮 中間期(安定)
🌓 小潮 上弦・下弦(難関)

🌙 潮汐の基本知識

月の満ち欠けと潮の関係を理解しよう

🌙 月齢サイクルと潮汐(約15日周期)

🌑
新月
大潮
🌓
上弦
小潮
🌕
満月
大潮
🌗
下弦
小潮
🌑
新月
大潮

※大潮(満月・新月前後3日間)が最も釣りやすいタイミング

🌍

潮汐のメカニズム

月の引力によって海水が引っ張られ、潮の満ち引きが発生します。満月・新月の時は月・太陽・地球が一直線になり、引力が最大に。上弦・下弦の時は引力が分散し弱まります。

🌊

潮の流れと活性

潮が動くとベイトも動き、シーバスの活性が上がります。大潮は流れが強く活性MAX、小潮は流れが弱く活性低め。潮が動くタイミング(上げ・下げ)を狙うのが基本です。

📅

釣行計画の立て方

釣行前に潮汐表で月齢を確認。大潮の日を狙うのが基本戦略です。さらに満潮・干潮時刻をチェックし、潮が動く時間帯に合わせて釣行しましょう。

📊 潮汐5段階徹底比較

大潮・中潮・小潮・長潮・若潮の違い

項目 🌕 大潮 📊 中潮 🌓 小潮 📉 長潮 📈 若潮
月齢 満月・新月前後 大潮と小潮の間 上弦・下弦前後 小潮の後 長潮の後
潮の満ち引き 最大 中程度 小さい ほぼ無い 回復中
流れの強さ ★★★★★ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★☆☆
シーバス活性 MAX 良好 低め 最低 回復中
釣りやすさ ★★★★★ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★☆☆
初心者向け度 ◎ 最適 ○ 良い △ 難しい × 避ける △ まあまあ
狙い方 全時間帯OK 潮変わり狙い マズメ集中 釣行避ける 潮が動く瞬間

🌕 大潮パターン攻略法

最も釣りやすいタイミングを最大限に活かす

🌕
大潮の特徴
満月・新月前後3日間

📊 基本データ

  • 潮の満ち引き:最大(干満差が大きい)
  • 流れの強さ:非常に強い
  • シーバス活性:MAX
  • 釣りやすさ:★★★★★
  • 初心者向け度:最適

🎯 攻略ポイント

潮が大きく動くため、ベイトの動きが活発になり、シーバスの活性も最大化。全時間帯にチャンスがあり、特に潮が動き始める時間帯が狙い目です。

🎣 ルアー選択

流れが強いため、重め(14〜28g)のルアーでレンジキープ。シンペン、バイブレーション、ミノーが有効。

📊
中潮の特徴
大潮と小潮の中間期

📊 基本データ

  • 潮の満ち引き:中程度
  • 流れの強さ:適度(釣りやすい)
  • シーバス活性:良好
  • 釣りやすさ:★★★★☆
  • 安定度:最も安定

🎯 攻略ポイント

大潮に次いで釣りやすく、流れも安定しているため釣りがしやすい。潮変わりのタイミング(上げ7分・下げ3分)を狙うと効果的。

🎣 ルアー選択

標準的な10〜21gのルアーでOK。ミノー、シンペン、バイブレーションをローテーション。

🌓 小潮・長潮・若潮パターン攻略法

難しい潮回りでも釣果を出すテクニック

🌓
小潮の特徴
上弦・下弦の月前後

📊 基本データ

  • 潮の満ち引き:小さい
  • 流れの強さ:弱い
  • シーバス活性:低め
  • 釣りやすさ:★★☆☆☆
  • テクニック:必須

🎯 攻略ポイント

潮が動かないため、朝夕マズメに集中するのが鉄則。シーバスの居場所を絞り、ピンポイントで狙う。アクションを入れて誘いをかける。

🎣 ルアー選択

流れが弱いため軽め(7〜14g)のルアーで対応。シンペン、ミノーでスローに誘う。リアクションバイト狙いも有効。

📉
長潮の特徴
小潮の後の潮止まり期

📊 基本データ

  • 潮の満ち引き:ほぼ無い
  • 流れの強さ:ほぼ無い
  • シーバス活性:最低
  • 釣りやすさ:★☆☆☆☆
  • 判断:釣行を避ける

🎯 攻略ポイント

可能なら釣行を避けるのがベスト。どうしても行くなら、潮が動かなくても釣れるストラクチャー周り、または朝夕マズメの一瞬だけを狙う。

🎣 ルアー選択

ワームやスローなシンペンで止めて誘う釣り。リアクションバイト狙いのジャーキングも。

📈
若潮の特徴
長潮の後の回復期

📊 基本データ

  • 潮の満ち引き:小→中(回復中)
  • 流れの強さ:回復中
  • シーバス活性:回復中
  • 釣りやすさ:★★★☆☆
  • 期待度:徐々に上がる

🎯 攻略ポイント

長潮から回復し、徐々に潮が動き始めるタイミング。潮が動く瞬間を狙って集中。中潮に向けて期待が高まる。

🎣 ルアー選択

10〜18gの中間的なウェイト。シンペン、ミノーを中心に、状況を見ながら調整。

💡 潮回り別・攻略の鉄則

  • 大潮優先:できる限り大潮(満月・新月前後)を狙うのが基本戦略
  • 中潮も良い:大潮に次いで釣りやすく、流れも安定している
  • 小潮はマズメ集中:朝夕マズメの短時間勝負に集中する
  • 長潮は避ける:可能なら長潮の日は避け、大潮・中潮を選ぶ
  • 潮変わりを狙う:満潮・干潮から潮が動き出す瞬間がチャンス
  • 上げ7分・下げ3分:潮が最も動くゴールデンタイム

🎯 潮汐別・釣り方テクニック

潮の状況に合わせたアプローチ

🌊

流れが強い時(大潮)

重めのルアーでレンジをキープ。流れに乗せてドリフトさせ、シーバスの目の前を自然に通す。アップクロス〜クロスでキャスト。

⏱️

流れが弱い時(小潮)

軽めのルアーでスローに誘う。アクションを入れてリアクションバイトを狙う。マズメ時間帯に集中し、ピンポイントを攻める。

🔄

潮変わりのタイミング

満潮・干潮から潮が動き出す瞬間が最大のチャンス。特に「上げ7分・下げ3分」は必ず集中。ルアーチェンジも準備しておく。

📍

潮止まりの攻め方

潮が止まってもストラクチャー周りは可能性あり。橋脚、テトラ、沈み根などピンポイントを丁寧に攻める。ワームも有効。

📱 潮汐チェックおすすめアプリ

釣行前の必須ツール

📊

潮MieYell

見やすいタイドグラフ。無料で使いやすい

📈

タイドグラフBI

釣り人向け。潮位・潮流が詳細

🐟

釣りバカNAVI

潮汐+天気+風を一括チェック

🌊

しおさい

シンプルな潮汐情報アプリ

🌙

月齢カレンダー

月の満ち欠けを確認

🌐

気象庁HP

公式の潮位データ

📅 釣行前のチェックリスト

  • 月齢確認:大潮(満月・新月前後)を狙う
  • 潮汐表:満潮・干潮の時刻を確認
  • 潮変わり:上げ・下げのタイミングを把握
  • 天候:風・波・気圧も合わせてチェック
  • 釣行計画:ゴールデンタイムに合わせて現地入り

🛠️ タックル&装備

潮回り攻略に必要な基本装備

シーバス用ロッド

ロッド

  • 長さ:8.6〜9.6ft
  • 硬さ:ML〜M
  • ルアー重量:7〜35g
  • 特徴:潮の変化を感じ取る
おすすめ商品
シーバス用リール

リール

  • 番手:3000〜4000番
  • ギア比:ハイギア推奨
  • ドラグ:スムーズな滑り出し
  • 特徴:大潮の引きに対応
おすすめ商品
シーバス用ライン

ライン

  • メイン:PE 0.8〜1.2号
  • リーダー:フロロ16〜20lb
  • 長さ:1.5〜2m
  • 特徴:流れに応じて太さ調整
おすすめ商品
ライフジャケット

ライフジャケット【必須】

  • タイプ:自動膨張式
  • 浮力:7.5kg以上
  • 認証:桜マーク
  • 特徴:大潮は流れ強く必須
おすすめ商品
偏光グラス

偏光グラス

  • レンズ:偏光度99%以上
  • 可視光透過率:30%前後
  • カラー:グレー・ブラウン系
  • 特徴:潮目・ベイトを視認
おすすめ商品
タモ

ランディングネット

  • 長さ:5m以上
  • フレーム:60cm以上
  • 網:ラバーコーティング
  • 特徴:大潮は大型期待
おすすめ商品
フィッシングツール

フィッシングツール

  • プライヤー:フック外し必須
  • ラインカッター:PEカット
  • フィッシュグリップ:魚掴み
  • スナップ:予備多めに
おすすめ商品
フィッシングバッグ

フィッシングバッグ

  • 容量:15〜25L
  • 素材:防水・撥水
  • 機能:ロッドホルダー付
  • 特徴:ランガンに最適
おすすめ商品
フィッシングウェア

フィッシングウェア

  • レインウェア:急な雨対策
  • 防寒着:季節に応じて
  • グローブ:手先の保護
  • 特徴:動きやすさ重視
おすすめ商品

❓ よくある質問(FAQ)

潮汐パターンに関する疑問を解決

大潮の方が圧倒的に釣れます。潮が大きく動くため、ベイトの動きが活発になり、シーバスの活性も最大化。できる限り大潮の日を狙うのが基本戦略です。

釣れますが難易度は上がります。朝夕マズメに集中し、ピンポイントを攻める釣りが必要。テクニックがあれば小潮でも釣果を出せますが、初心者は大潮を狙う方が無難です。

どちらも大潮なので釣りやすいです。強いて言えば新月の方がナイトゲームでは暗闘で警戒心が下がり釣りやすい傾向。満月は明るすぎて警戒されることも。

難しいですがチャンスはあります。潮止まりでもストラクチャー周り(橋脚、テトラ、沈み根など)は可能性あり。ピンポイントを丁寧に攻める釣りにシフトしましょう。

潮が最も動くタイミングを表す言葉です。干潮から満潮に向かう「上げ潮」の7割進んだ時、満潮から干潮に向かう「下げ潮」の3割進んだ時が、最も潮が動き、魚の活性が上がると言われています。

避けられるなら避けた方が無難です。長潮は潮がほとんど動かず、シーバスの活性も最低レベル。どうしても行くなら朝夕マズメだけを狙い、短時間勝負で。

🌙 月齢を味方につけて釣果を上げよう