🔍 回遊個体と居付き個体の違い
まずは2タイプの基本的な違いを理解しよう
| 特徴 | 🌊 回遊個体 | 🏠 居付き個体 |
|---|---|---|
| 📍 行動範囲 | 広い(潮目・サーフ・河口を移動) | 狭い(港湾・常夜灯・テトラに定着) |
| 🐟 ベイト依存 | 回遊ベイトに強く依存 | 局所的な小魚・甲殻類を捕食 |
| 📏 サイズ傾向 | 大型が多い(60cm〜ランカー) | 中型主体(40〜60cm) |
| ⏰ 活性パターン | ベイト次第で爆発的に | 比較的安定している |
| 🎣 狙い方 | 広範囲をテンポよくサーチ | ストラクチャーをタイトに攻める |
| 🎯 難易度 | やや難しい(タイミング勝負) | 比較的簡単(安定して狙える) |
狙い分けのポイント
初心者は安定して釣れる「居付き狙い」からスタート。経験を積んだら、大物チャンスの「回遊狙い」にも挑戦しましょう。両方の攻略法を身につければ、どんな状況でも釣果を出せるアングラーに!
🌊 回遊個体 vs 🏠 居付き個体
それぞれの詳細な特徴と攻略法
🌊 回遊個体
Migratory Seabass
📍 主な生息場所
- サーフ(砂浜)全域
- 河口のオープンエリア
- 沖の潮目・潮通しの良い場所
- ベイトの回遊ルート
🐟 捕食パターン
- イワシ・コノシロなど回遊魚を追う
- ベイト接岸時に岸寄りに
- 群れで行動することが多い
- 捕食スイッチが入ると爆食い
🎣 攻略のコツ
- 広範囲をテンポよくサーチ
- ベイト情報を事前にチェック
- 朝夕マズメが最大のチャンス
- 潮目・流れの変化を狙う
- 遠投できるタックルが有利
⚠️ 注意点
- タイミングを外すと坊主も
- 天候・潮回りの影響大
- 情報収集が重要
🏠 居付き個体
Resident Seabass
📍 主な生息場所
- 港湾・漁港の岸壁
- 常夜灯の明暗部
- テトラポッド・護岸の隙間
- 橋脚・杭などのストラクチャー
🐟 捕食パターン
- ハゼ・カニ・エビなど底物
- 常夜灯に集まる小魚を待ち伏せ
- 単独または少数で行動
- 縄張り意識が強い
🎣 攻略のコツ
- ストラクチャーをタイトに攻める
- スローなアプローチが有効
- ナイトゲームが特に強い
- 同じポイントを丁寧に
- プレッシャーに敏感
⚠️ 注意点
- スレやすい(ルアーローテ重要)
- 根掛かりリスクあり
- 先行者がいると厳しい
🎣 タイプ別ルアーセレクト
回遊狙いと居付き狙いで使い分けよう
ミノー(12〜14cm)
広範囲をサーチ。飛距離が出るものが◎
サスケ 140S サイレントアサシンバイブレーション
中層〜ボトムを素早くチェック
レンジバイブ IP-26メタルジグ
超遠投が必要な時の切り札
30〜40g シルバー系
ワーム+ジグヘッド
スローに誘える最終兵器
VJ-16 R-32シンキングペンシル
ナチュラルなアクションで食わせる
にょろにょろ フィール小型プラグ(7〜9cm)
プレッシャーの高い場所に有効
コモモ SF-85 X-80SW
ミノー(9〜12cm)
オールラウンドに活躍する定番サイズ
サイレントアサシン 99F ショアラインシャイナー鉄板バイブ(20〜26g)
飛距離と操作性のバランス◎
IP-26 鉄板バイブシンペン(中型)
汎用性の高いナチュラル系
スイッチヒッター📅 季節ごとの狙い方
シーズンに合わせてターゲットを使い分ける
春(3〜5月)
産卵後の回復期。バチパターンで居付き◎
居付き優勢
夏(6〜8月)
回遊ベイト活発。サーフ・河口で大型狙い
回遊チャンス
秋(9〜11月)
年間最高シーズン!両タイプとも活発
両方◎
冬(12〜2月)
産卵期。温排水・港湾の居付きが主体
居付き優勢秋は両方狙えるベストシーズン!
秋(9〜11月)はコノシロ・イワシなどのベイトが豊富で回遊個体が活発化。同時に、港湾の居付き個体も荒食いモードに。朝夕はサーフで回遊狙い、夜は港湾で居付き狙いと、1日で両方楽しめる最高のシーズンです!