千葉県紀州釣り
完全ガイド
ダンゴ配合の奥深さで年なし黒鯛を狙う
⚠️ 安全装備を最初に揃えよう
紀州釣りは堤防や波止での長時間の釣りになります。足場の悪い場所での落水事故が毎年発生しています。
また、黒鯛の背びれには鋭い棘があり、素手で触ると怪我をします。
🦺 ライフジャケット — 堤防での落水対策
長時間の釣りでも安心。ポケット付きで小物収納も便利。
🐟 フィッシュグリップ — 黒鯛の棘から手を守る
トリガー式で片手操作OK。コスパ抜群の人気モデル。
170mmサイズで黒鯛に最適。耐久性抜群。
🔧 プライヤー — ハリ外し・仕掛け作りに必須
ロック付きで安全。釣り好きの口コミから誕生したコスパ抜群モデル。
スプリットリングオープナー、ラインカッター搭載。片手で操作しやすい設計。
⚠️ 紀州釣りの安全チェック
- ライフジャケット:堤防での着用は必須
- 滑りにくい靴:スパイクシューズ or フェルトソール
- 偏光サングラス:水面の反射から目を保護
- 熱中症対策:長時間の釣りには帽子・水分補給を
🥟 紀州釣りとは
ダンゴでピンポイントを攻略する伝統釣法
紀州釣りは、ヌカやサナギ粉などで作った「ダンゴ」にエサを包み込んで投入する黒鯛の伝統釣法です。ダンゴが海底で割れると、中のエサが露出して黒鯛を誘います。同じ投点に正確にダンゴを投入し続けることで、強力なポイントを形成できるのが最大の特徴です。
- 大型が狙える — 警戒心の強い大型黒鯛もダンゴに寄る
- 風に強い — ダンゴの重さで風の影響を受けにくい
- ピンポイント攻略 — 投点を絞って集中的に攻められる
- 配合の奥深さ — 状況に応じた配合調整が醍醐味
- 上達の喜び — 技術向上が釣果に直結
🎯 こんな人におすすめ!
- 黒鯛釣りの上級テクニックを極めたい
- ダンゴ配合の奥深さを楽しみたい
- 投点の正確性を追求したい
- 警戒心の強い大型を狙いたい
🥟 ダンゴの配合
紀州釣りの核心 — 配合で釣果が決まる
ダンゴの配合は紀州釣りの最重要ポイント。潮の速さ、水深、季節に応じて配合を調整することで、釣果が大きく変わります。
🌱 基本配合(初心者向け)
材料
- ヌカ:3kg
- 砂:1kg
- 押し麦:500g
- 海水:適量
ポイント
- 海水は少しずつ加える
- 握って崩れない程度の硬さ
- 着底から30秒〜1分で割れるのが理想
👑 上級配合(大型狙い)
材料
- ヌカ:3kg
- 砂:1.5kg
- サナギ粉:500g
- 押し麦:300g
- アミエビ:少量
ポイント
- サナギ粉で集魚力UP
- 砂多めで遠投対応
- 秋の荒食い期に効果的
💡 ダンゴの握り方のコツ
- 空気を抜く:両手でしっかり圧縮して空気を抜く
- サイズ:テニスボール〜野球ボール大が標準
- エサの位置:中心よりやや外側にセット
- 硬さ調整:潮が速い時は硬め、緩い時は柔らかめ
🎣 おすすめタックル
紀州釣りには1.2〜1.5号の磯竿とレバーブレーキ付きリールが最適。ダンゴ投入の操作性と、大型黒鯛の引きに対応できるパワーが必要です。
🎣 ロッド — 1.2〜1.5号 磯竿
シマノ ホリデー磯。5.3mで取り回し良好、ダンゴ投入も楽々。初めての紀州釣りに最適。
ダイワ 銀狼。軽量かつ高感度、大型黒鯛の引きを吸収するしなやかさを両立。
🔄 リール — レバーブレーキ推奨
シマノ BB-X ラリッサ。必要十分な性能でコスパ◎。2500番が紀州釣りに最適。
シマノ BB-X テクニウム。圧倒的な巻き心地とドラグ性能で大型の強烈な引きに対応。
🧵 ライン・ハリス
紀州釣りの定番ライン構成
道糸:ナイロン 2〜3号 → ハリス:フロロカーボン 1.5〜2号
🧵 道糸 — 紀州釣り専用ライン
BKSB 紀州釣りサスペンド。蛍光オレンジレッドで視認性抜群。浅場〜中層まで幅広く対応。
紀州釣り・深ナジミ。ダンゴが沈む際のライン挙動を最適化。深場や遠投時の操作性◎。
🔗 ハリス — 強度と食い込み重視
シーガー フロロマイスター。しなやかで結束強度も高い。
サンライン トルネード Vハード。根ズレに強く、大型との対決に安心。
🎈 おすすめウキ
紀州釣りのウキ選び
紀州釣りでは棒ウキが基本。ダンゴが割れた瞬間のアタリを鋭敏にキャッチできます。視認性と感度のバランスが重要です。
🎈 棒ウキ — アタリを見逃さない
彩うき「はごろも」。クロダイダンゴ釣り専用設計で、視認性と感度を両立。コスパ抜群。
釣武者「永易ウキ」。繊細なアタリも逃さない高感度設計。紀州釣り師から絶大な信頼。
💡 ウキ選びのポイント
- 浮力:ダンゴの重さに合わせて選択(B〜2B程度が標準)
- 視認性:オレンジやイエローなど見やすいトップカラー
- 感度:細身のボディが繊細なアタリをキャッチ
- 潮の速さ:速い潮では大きめ、緩い潮では小さめを
🥟 おすすめ配合エサ
紀州釣り専用の配合エサ
紀州釣りでは市販の配合エサを使うと、初心者でも安定したダンゴが作れます。水を加えて練るだけで簡単です。
🥟 ダンゴ配合エサ — 紀州釣り専用
マルキュー製の万能配合。水を加えて練るだけで簡単にダンゴが作れる。初心者に最適。
生サナギ入りで集魚力抜群。独特の匂いが黒鯛を強烈に誘う。秋の荒食い期に特に有効。
💡 配合エサの使い分け
- 春(乗っ込み期):ニュー赤だんごチヌをベースに、柔らかめに調整
- 夏:エサ取り対策でダンゴは硬めに
- 秋(荒食い期):生さなぎチヌだんごで大型狙い
- 冬:低活性時はアミエビを配合に追加
💪 実践テクニック
紀州釣りで最も重要なのは、同じ投点に正確にダンゴを投入し続けること。ダンゴが海底に溜まることで、強力なポイントが形成されます。
投点を決める
潮の流れ、水深、地形を確認し、狙うポイントを決定。対岸の目印や波止の継ぎ目など、目印を見つける。
ダンゴを作る
その日の潮や風に合わせて配合を調整。握りの強さで割れる時間をコントロール。
正確に投入
毎回同じフォームで投げる。着水音は控えめに。ダンゴが着底してから30秒〜1分で割れるのが理想。
アタリを取る
ラインの動きに集中。ダンゴが割れる瞬間が最もアタリが出やすい。穂先の変化を見逃さない。
やり取り
アタリがあったら即アワセ。根に潜られないよう、強引に引き寄せる。レバーブレーキを活用。
💡 上級テクニック
- ダンゴの硬さ調整:潮が速い時は硬め、緩い時は柔らかめに
- 投点の微調整:潮の流れを計算して、狙いより上流に投入
- タナの探り方:最初は底を狙い、反応がなければ中層も探る
- 時合いの見極め:潮の動き始めと止まり際が狙い目
📅 シーズンカレンダー
紀州釣りは春の乗っ込み期と秋の荒食い期がベストシーズン。特に秋は大型の実績が多く、年なし(50cm超)も狙えます。
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 釣果 | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
🌸 春(3〜5月)
乗っ込み期で大型接岸!ダンゴは柔らかめ、コーンが効果的。
🌞 夏(6〜8月)
朝夕のマズメ時狙い。暑い日中は休憩も。エサ取り対策を。
🍂 秋(9〜11月)
荒食い期で大型狙い!サナギエサ、ダンゴは硬めで遠投。
❄️ 冬(12〜2月)
深場狙い。砂を多めにして重いダンゴで。低活性時はアミエビ配合。
📍 千葉県おすすめポイント
🏆 富津岬
エリア:内房
特徴:砂地と岩礁が混在。大型黒鯛の実績多数。紀州釣りのメッカ。
ベストシーズン:4月〜6月、9月〜11月
⭐ 木更津港
エリア:内房
特徴:港内は穏やかで紀州釣りに最適。足場も良く、初心者にもおすすめ。
ベストシーズン:5月〜7月、10月〜12月
⭐ 館山港
エリア:南房総
特徴:潮通し良好。大型の回遊も期待できる。堤防先端が好ポイント。
ベストシーズン:4月〜6月、10月〜11月
⭐ 勝浦港
エリア:外房
特徴:外房の中でも穏やかなポイント。黒鯛の魚影が濃い。
ベストシーズン:5月〜7月、9月〜11月
💰 初心者向け予算ガイド
🎣 初期費用(タックル一式)
| ロッド(磯竿1.5号) | ¥15,000〜35,000 |
| リール(2500番LB) | ¥15,000〜45,000 |
| 道糸(ナイロン2〜3号) | ¥1,500〜3,000 |
| ハリス・ハリ | ¥1,000〜2,000 |
| バッカン(大型) | ¥3,000〜8,000 |
| 合計 | ¥35,500〜93,000 |
🥟 1回の釣行費用
| ヌカ(3kg) | ¥300〜500 |
| 配合材(サナギ粉など) | ¥500〜1,500 |
| エサ(コーン・オキアミ) | ¥500〜1,000 |
| 砂 | ¥0(現地調達可) |
| 合計 | ¥1,300〜3,000 |
💡 ヌカは精米所で無料でもらえることも!砂は釣り場で調達可能。
❓ よくある質問
まずは基本配合のダンゴ作りをマスターしましょう。ヌカ、砂、押し麦の基本配合から始めて、握り方と硬さ調整を覚えてください。エサはコーンが扱いやすくおすすめです。最初は近距離から投げて、投点の正確性を練習してください。
海水の量が重要です。少しずつ加えながら、握った時に崩れない程度の硬さを目指してください。握る時は空気を抜くように両手でしっかり圧縮します。最初は大きめ(テニスボール大)で練習すると握りやすいです。
ダンゴが硬すぎて割れるのが遅い可能性があります。配合を調整して、着底から30秒〜1分で割れるようにしてください。また、ハリが大きすぎる場合もあるので、1〜2サイズ小さくしてみてください。
フカセ釣りは撒き餌とウキを使って広範囲を探りますが、紀州釣りはダンゴを使ってピンポイントを攻略します。紀州釣りは風に強く、より正確なポイント狙いができますが、ダンゴ配合の技術が必要です。
タックル一式で3〜7万円程度。毎回の釣行費用はダンゴ材料とエサで1,300〜3,000円程度です。ヌカは精米所で無料でもらえることもあります。
🎣 他の釣法もチェック!
黒鯛は様々な釣法で狙えます。あなたに合った釣り方を見つけてください。
🥟 紀州釣りに挑戦しよう!
ダンゴ配合の奥深さと、投点を極める楽しさを体験してください
紀州釣りの大きなモーションでも邪魔にならない。桜マーク付きで安心。