🔧 リグの種類と特徴

ワーム釣りの核となるリグ(仕掛け)。根掛かりしやすいボトムを攻めるテキサスリグと、フッキング重視のジグヘッドリグを使い分けよう。

🔧 テキサスリグ

最強の根掛かり回避性能

バレットシンカー → ビーズ → オフセットフック → ワームの順でセット。フックポイントが隠れるので根に強い。

  • シンカー:7〜14g(ライト)、14〜28g(ハード)
  • フック:オフセットフック #1〜#3/0
  • 向いている場所:岩礁帯、テトラ帯、根が荒い場所
  • メリット:根掛かりに強い、ボトム攻略に最適
  • デメリット:フッキング率がやや低い
🎣 ジグヘッドリグ

フッキング率の高さが魅力

ジグヘッドにワームを刺すだけのシンプル構造。フックが露出しているのでフッキング率◎

  • 重さ:3〜14g
  • フック:ジグヘッド専用 #2〜#2/0
  • 向いている場所:砂地混じり、オープンエリア
  • メリット:フッキング◎、スイミングしやすい
  • デメリット:根掛かりしやすい

💡 リグの使い分けポイント

  • 根が荒い場所:テキサスリグで根掛かり回避
  • オープンエリア:ジグヘッドでフッキング率UP
  • スイミング:ジグヘッド + シャッドテール
  • リフト&フォール:テキサスリグが◎

🪱 ワームの種類と選び方

🦐

ホッグ・クロー系

甲殻類を模したワーム。キジハタ・カサゴに効果抜群。

🐟

シャッドテール

テールが振動するスイミング系。オオモンハタに◎

🪱

ストレート系

ナチュラルな動き。スレた魚や低活性時に有効。

🦑

クリーチャー系

複数パーツが動く。アピール力最強。

📏 サイズの目安

サイズ 対象魚 フックサイズ
2〜3インチ カサゴ、小型ソイ #2〜#1
3〜4インチ キジハタ、カサゴ、ソイ #1〜#2/0
4〜5インチ 大型ハタ類、アイナメ #2/0〜#3/0

💡 おすすめワーム

  • エコギア キジハタグラブ:キジハタ狙いの定番
  • エコギア バグアンツ:甲殻類系の代表格
  • ジャッカル チャンクロー:アピール力抜群
  • エコギア グラスミノー:スイミングの定番

🎣 タックル選び

🎣 ライトロック(堤防・漁港)

ロッド 7〜8ft、ML〜Mパワー、ルアー5〜21g
リール スピニング2500〜3000番 or ベイト
ライン PE0.8〜1.2号 + フロロ12〜16lb
シンカー 7〜14g

🏔️ ハードロック(磯・沖堤防)

ロッド 7.5〜9ft、MH〜Hパワー、ルアー14〜45g
リール スピニング4000番 or ベイト(ハイギア)
ライン PE1.2〜2号 + フロロ20〜30lb
シンカー 14〜28g

🎬 アクション・テクニック

① リフト&フォール(基本)

ロッドを立てて持ち上げ(リフト)、落とす(フォール)を繰り返す。フォール中にアタリが出ることが多い。最も基本的なアクション。

② ズル引き

ボトムを這わせるようにゆっくり引く。地形変化を丁寧に探れる。アイナメに特に有効。

③ ボトムバンピング

ボトムで跳ねさせるように小刻みにアクション。甲殻類が逃げる動きを演出。カサゴ、キジハタに効果的。

④ スイミング

ただ巻きで中層を泳がせる。シャッドテール系ワームと組み合わせる。オオモンハタに◎

📖 基本の流れ

キャスト

狙いのポイント(根際、テトラ際、かけあがり)に向けてキャスト。

ボトムを取る

ラインテンションを保ちながらボトムまで沈める。着底を感じ取る。

アクション

リフト&フォールやズル引きでボトムを探る。ラインは常に張る。

アタリ&アワセ

「ゴンッ」「コツコツ」というアタリを感じたら即アワセ!根に潜らせない。

💡 釣果UPのコツ

💡 アクションのコツ

  • ラインは常に張る:緩んでいるとアタリを逃す
  • アタリは即アワセ:モタモタすると根に潜られる
  • ボトムは必ず取る:着底を感じてからアクション開始
  • 根掛かりしたら引っ張りすぎない:ラインを緩めると外れることも

⚠️ よくある失敗

  • ラインが緩んでいる:アタリを見逃す原因No.1
  • アワセが遅い:根に潜られてバラシ
  • シンカーが軽すぎる:底が取れない
  • フックサイズが合っていない:フッキングミス

📍 千葉のおすすめポイント

1

洲崎〜布良周辺(南房総)

南房総 磯ロック キジハタ

キジハタの実績高い本格磯ロックエリア。磯装備必須の上級者向け。イシダイも狙える。

2

鴨川港周辺

外房 テトラ帯 カサゴ・メバル

テトラ帯でカサゴ好釣果。テトラ移動には注意が必要。ソイも狙える。

3

富津岬

内房 ランガン◎ カサゴ・ソイ

広大なテトラ帯でランガン可能。足場比較的良好。駐車場無料。

❓ よくある質問

Q. テキサスリグのシンカーの重さは?
A. 堤防からのライトロックなら7〜14g、磯でのハードロックなら14〜28gが目安。底が取れるギリギリの軽さが基本です。水深や潮流に応じて調整しましょう。
Q. テキサスリグとジグヘッドの使い分けは?
A. 根が荒いボトム攻略にはテキサスリグ、中層スイミングやオープンエリアにはジグヘッドリグが適しています。テキサスは根掛かりに強く、ジグヘッドはフッキング率が高いのが特徴。
Q. ベイトとスピニングどちらがいい?
A. テトラや障害物周りを撃つならベイトタックル、広く探りたい・遠投したいならスピニングがおすすめ。初心者はトラブルの少ないスピニングから始めるのが無難です。
Q. おすすめのワームカラーは?
A. オレンジ・レッド系(甲殻類カラー)、グリーンパンプキン(ナチュラル)、チャート系(アピール)の3色を揃えると様々な状況に対応できます。
Q. 根掛かりしたときの対処法は?
A. まずラインを緩めて待つ。潮の流れで外れることも。それでもダメなら竿を水平にして後ろに下がり、ラインを引っ張る。無理に引くとラインブレイクの原因に。