🪨 穴釣りとは
穴釣りは、テトラポッドや岩の隙間に仕掛けを落として、潜んでいる根魚(カサゴ・メバル・ソイなど)を狙う釣り方です。シンプルな仕掛けで初心者でも始めやすく、魚の居場所を直接攻めるため高確率で釣果が期待できます。
高い釣果確率
魚の巣穴を直撃するため高確率でヒット
低コスト
道具一式5,000円から始められる
通年OK
秋〜冬がベストだが年中釣れる
初心者向け
シンプルな仕掛けで簡単
📅 シーズン
春(3〜5月)
○ 産卵後で活性回復。中〜小型中心。
夏(6〜9月)
△ 高水温で深場へ。朝夕狙い。
秋(10〜11月)
◎ ベストシーズン開始!活性高い。
冬(12〜2月)
◎ 大型チャンス。最盛期。
🎣 タックル・仕掛け
穴釣りはシンプルなタックルで楽しめます。専用セットなら3,000円〜で揃います。
🎣 ロッド・リール
- ロッド 穴釣り専用 1〜1.5m。短くて取り回し◎。先調子がアワセやすい。
- リール 小型スピニング or ベイト。1000〜2000番。両軸リールも人気。
- ライン ナイロン3〜4号 or フロロ2〜3号。根ズレに強いフロロ推奨。
🪝 仕掛け(ブラクリ)
- 3号 浅い穴、潮が緩い場所。初心者はここから。
- 5号 深い穴、潮が速い場所。大型狙いにも。
- ソロバン型・丸型 根掛かりしにくい。テトラが複雑な場所に◎
💡 初心者おすすめセット
- プロマリン 極光テトラDX:ロッド+リールセットで約3,000円。入門に最適。
- ダイワ 穴釣り専科:ブラクリ5個入り。根掛かりしても安心。
- フィッシュグリップ:カサゴの背ビレは鋭いので必須。
🪱 エサの選び方
穴釣りのエサは多彩。虫エサが苦手な方でも、切り身や人工エサで十分釣れます。
青イソメ
万能エサの定番。動きで誘える。
サバの切り身
臭いで集魚。エサ持ち◎
オキアミ
安価で万能。やや柔らかい。
人工エサ
パワーイソメ等。虫が苦手な方に。
📖 釣り方の手順
基本は「穴を探す → 落とす → 誘う → 釣る」の繰り返し。シンプルですが奥が深い。
穴を探す
テトラの隙間で深そうな穴を探す。暗くて奥が見えない穴が狙い目。
仕掛けを落とす
ベールを開けてブラクリを落とす。糸が緩んだら着底の合図。
誘いをかける
竿先を2〜3回軽く上下。誘いすぎは根掛かりの原因。
アタリを感じる
「コツコツ」〜「ゴンゴン」まで様々。竿先に集中。
即アワセ&巻き上げ
アタリで即アワセ。モタつくと根に潜られる。一気に抜き上げ。
次の穴へ移動
2〜3回でアタリなければ移動。穴釣りは「足で稼ぐ釣り」。
💡 釣果アップのコツ
- 素早く深く:大物は穴の奥底にいる。しっかりボトムまで。
- カサゴマンション狙い:良い穴には複数棲む。1匹釣れたらもう1匹!
- 朝夕マズメ:活性が上がる時間帯。日中より圧倒的有利。
- 常夜灯周り:夜釣りは明かり周辺が好ポイント。
📍 千葉のおすすめポイント
千葉県内には穴釣りに最適なテトラ帯が多数。初心者でも釣りやすいポイントを厳選。
富津岬
広大なテトラ帯が広がる穴釣りの聖地。カサゴ・メバル・ソイが狙える。駐車場無料・24時間利用可。
保田港
足場が良く初心者・ファミリー向け。道の駅きょなん隣接でトイレ・食事も安心。
勝浦港
アイナメの実績が高い外房の名所。冬場は大型も期待できる。
⚠️ 安全対策
テトラポッドは非常に危険な場所です。安全装備を必ず着用しましょう。
⚠️ 必須の安全装備
- スパイクシューズ:テトラは濡れると非常に滑りやすい。絶対必要。
- ライフジャケット:落水時の命綱。膨張式でも可。
- グローブ:牡蠣殻やフジツボで手を切らないように。
- ヘッドライト:夜釣りや薄暗い時間帯は必須。
💡 テトラでの注意事項
- 急な動きを避け、三点支持で移動する。
- 荷物はリュックにまとめてコンパクトに。両手を空ける。
- 波が高い日、風が強い日は釣行を控える。
- 単独釣行は避け、可能なら複数人で。