🐟 ヒラメ泳がせ釣りガイド
堤防や磯から活きエサで狙う伝統的な釣法。アジやイワシを泳がせて大型ヒラメを狙おう!
📖 泳がせ釣りとは
活きエサを使ってヒラメを狙う伝統釣法
泳がせ釣りの魅力
アジやイワシなど活きた小魚をエサにして、ヒラメを誘う釣法。ルアー操作不要で、エサが自然に泳いでくれるため初心者でも挑戦しやすい。
おすすめフィールド
堤防、漁港、磯など。足元から水深があり、潮通しの良い場所が狙い目。千葉では勝浦、鴨川、館山エリアが人気。
初期費用
竿・リール・仕掛けで8,000円〜。活きエサは現地でサビキ釣りで調達すればコストダウン可能。
🐟 活きエサの確保
泳がせ釣りの要は元気な活きエサ
最も使いやすいエサ
10〜15cmの小アジがベスト。生命力が強く、長時間元気に泳いでくれる。サビキ釣りで簡単に確保できる。
調達方法:
- サビキ釣りで現地調達
- 釣具店で購入(1匹50〜100円)
ヒラメの大好物
カタクチイワシ・マイワシなど。ヒラメへのアピール力は抜群だが、弱りやすいのが難点。
調達方法:
- サビキ釣りで現地調達
- 弱りやすいので手返しよく
状況に応じて
キス、ハゼ、小サバなども使える。その場で釣れる小魚を活用するのがコツ。
ポイント:
- 元気な個体を選ぶ
- エアポンプ付きバケツで管理
💡 活きエサを元気に保つコツ
- エアポンプ必須:酸素不足は致命的。電池式エアポンプを用意
- 水温管理:夏場は保冷剤で水温上昇を防ぐ
- 水換え:1〜2時間ごとに海水を入れ替える
- 過密禁止:バケツに入れすぎない。余裕を持って
🎣 おすすめタックル
堤防泳がせに最適なタックル
磯竿3〜4号 / 4.5〜5.3m
しなやかで食い込みが良い磯竿がベスト。シーバスロッドやショアジギロッドでも代用可能。
スピニング 3000〜4000番
ナイロン4〜5号が150m以上巻けるサイズ。ドラグ性能が良いものを。
泳がせ仕掛け
ウキ釣り仕掛け or エレベーター仕掛け。ハリス5〜6号、親バリ+孫バリの2本バリが基本。
🎯 仕掛けの種類
状況に合わせて使い分け
定番の仕掛け
ウキで棚(深さ)を調整。アタリが視覚的に分かりやすく、初心者におすすめ。
メリット:
- アタリが分かりやすい
- 棚を自由に調整できる
- エサが広範囲を泳げる
底狙いの定番
オモリを先に落とし、エサが上下に泳ぐ仕掛け。底付近のヒラメに効果的。
メリット:
- 底をしっかり攻められる
- 根掛かりしにくい
- 深場でも使いやすい
シンプルな仕掛け
オモリを底に置き、エサを泳がせる。仕掛けがシンプルでトラブルが少ない。
メリット:
- 仕掛けがシンプル
- 置き竿でもOK
- 潮が速い場所でも安定
🎯 釣り方のコツ
ヒラメを釣るためのテクニック
🐟 エサの付け方
- 背掛け:背ビレの付け根にハリを通す。最も一般的で弱りにくい
- 鼻掛け:鼻の穴にハリを通す。泳ぎが自然だが弱りやすい
- 孫バリ:肛門付近か尾ビレ付近に軽く刺す。フッキング率アップ
⏰ アワセのタイミング
- 前アタリ:ウキがピクピク動く、ラインが走る。まだ待つ!
- 本アタリ:ウキが沈む、竿先が引き込まれる。ここでアワセ!
- ヒラメ40:ヒラメは食い込みが遅い。焦らず待つのがコツ
- 聞きアワセ:ゆっくり竿を立てて重みを確認してからフッキング
📍 ポイント選び
- 潮通しの良い場所:堤防の先端、潮目ができる場所
- 足元に水深がある:最低5m以上の水深が欲しい
- カケアガリ:深場から浅場に変わる境目
- ベイトがいる場所:小魚の群れがいればチャンス大
📍 千葉のおすすめポイント
泳がせ釣りに最適な堤防・漁港
外房の人気エリア
潮通し抜群で魚影が濃い。アジ・イワシも釣れるので活きエサ確保も容易。
代表的なポイント:
- 勝浦漁港(足場良好)
- 松部漁港
- 鵜原海岸周辺
大型実績あり
水深があり大型ヒラメの実績が高い。磯場と堤防、両方楽しめる。
代表的なポイント:
- 鴨川漁港
- 天津漁港
- 小湊漁港
穏やかで釣りやすい
内房側で波が穏やか。ファミリーでも楽しめる。秋〜冬がベストシーズン。
代表的なポイント:
- 館山港(自衛隊堤防)
- 船形漁港
- 富浦漁港
📅 シーズン別攻略
時期に合わせた釣り方
🍂 秋(10〜11月)- シーズン開幕
- 状況:水温低下でヒラメが接岸。アジ・イワシも豊富
- 狙い方:活性が高いので積極的にアタリを取る
- おすすめエサ:小アジ、イワシ
❄️ 冬(12〜2月)- 座布団シーズン
- 状況:産卵前の荒食い期。大型が浅場に接岸
- 狙い方:低活性時は底べったりで待つ。エレベーター仕掛けが有効
- おすすめエサ:小アジ(弱りにくい)
🌸 春(3〜4月)- シーズン終盤
- 状況:産卵後で体力回復中。釣果にムラが出やすい
- 狙い方:暖かい日を狙って釣行