🏖️ サーフの王道

千葉マゴチ サーフルアー完全ガイド

九十九里・外房・内房|広大なサーフで照りゴチを狙え!

☀️ 日中でも釣れる 🎯 離岸流攻略 🐟 ヒラメも同時狙い ⭐ 中級者向け
6〜10月 ベストシーズン
20,000円〜 初期費用目安
50〜60cm 狙えるサイズ

🏖️ マゴチ サーフルアーとは

サーフルアーは、広大な砂浜(サーフ)でルアーを使ってマゴチを狙う王道の釣法です。離岸流を見つけて攻略する楽しさ、サーフを歩きながら魚を探す爽快感が魅力。ヒラメと同じポイント・タックルで狙えるので、一石二鳥!

🏖️ サーフルアーの魅力

  • 広大なフィールド - 混雑を避けて自分だけのポイントを開拓できる
  • 日中でも高活性 - 照りゴチは真夏の炎天下でもバリバリ食う
  • ヒラメも同時狙い - 同じタックル・ルアーで両方狙える
  • ゲーム性が高い - 離岸流を見つけ、底を攻める技術が磨かれる
  • 健康的 - サーフを歩くので良い運動にもなる

マゴチとヒラメの違い

項目 マゴチ ヒラメ
ベストシーズン 6〜10月(夏がピーク) 秋〜春(冬がピーク)
活性の高い時間帯 日中も高活性 朝マズメ中心
ポジション 底ベタ やや浮く
アタリの特徴 明確・モゾモゾ両方 明確なバイト
食味 夏が旬、淡白で上品 冬が旬、脂がのる

💡 ワンポイント:マゴチは「照りゴチ」と呼ばれるように、真夏の炎天下でも釣れる貴重なターゲット。ヒラメがオフシーズンの夏でもサーフを楽しめます!

🎣 おすすめタックル

サーフルアーには遠投性能が重要。9〜10ftのサーフロッドと4000番クラスのスピニングリールが定番です。ヒラメと兼用できるタックルを選びましょう。

🎣
ロッド
サーフ専用ロッド

飛距離が釣果を左右するサーフでは、9〜10ftのロングロッドが必須。Mパワー以上で重いルアーもしっかりキャストできるものを。遠投性能と感度のバランスが重要です。

長さ
9〜10ft
パワー
M〜MH
ルアー重量
10〜45g
調子
レギュラーファスト
サーフ入門の定番
シマノ ネッサBB S1002M
10ftで飛距離◎、Mパワーで幅広いルアーに対応。軽量で1日振っても疲れにくい。サーフ入門の大定番ロッド。ヒラメ・マゴチ兼用で長く使える。
実売価格:約15,000円〜18,000円
コスパ重視
メジャークラフト 三代目クロステージ CRX-1002SURF
1万円以下で手に入るサーフロッド。入門用として十分な性能。まず1本目として最適。
実売価格:約9,000円〜11,000円
🎰
リール
4000番クラス

4000〜5000番のスピニングリール。ハイギアが広範囲探索に有利。砂浜での使用が多いので防水性能も重要。軽量モデルがおすすめ。

番手
4000〜5000番
ギア比
HG or XG
ドラグ力
8kg以上
自重
280g以下
コスパ最強
ダイワ レガリス LT4000-CXH
1万円以下で軽量・ハイギア。サーフで必要な基本性能を全て備えたコスパ最強リール。入門〜中級者まで長く使える。
実売価格:約8,000円〜10,000円
ワンランク上
シマノ ストラディック 4000XG
滑らかな巻き心地と高い防水性能。サーフでの過酷な使用にも耐える。長く使いたい方に。
実売価格:約20,000円〜25,000円
🧵
ライン
飛距離と強度の両立

PEラインが必須。飛距離と感度を両立。サーフでは根ズレリスクが少ないので細めでもOK。リーダーはフロロカーボンを1〜1.5m程度。

メインライン
PE 1〜1.5号
リーダー
フロロ 5〜6号
長さ
200m以上
撚り数
8本撚り推奨
飛距離◎
よつあみ G-soul X8 1.2号 200m
8本撚りで強度・感度ともに優秀。サーフの遠投に必要な滑らかさ。カラーマーキングで飛距離も把握しやすい。
実売価格:約2,500円〜3,000円

🪝 ルアー選びのポイント

サーフでは遠投性能とボトム攻略が鍵。メタルジグ、バイブレーション、ワームが三種の神器。状況に応じて使い分けましょう。

🔩
メタルジグ
遠投の王様!

圧倒的な飛距離で広範囲を探れる。ボトムを取りやすく、サーフの定番。フォール中のバイトも多い。

重量:20〜40g

カラー:ゴールド、シルバー、ピンク

アクション:ワンピッチジャーク、リフト&フォール

メジャークラフト ジグパラ サーフ 28g
サーフ専用設計でボトム攻略に特化。コスパ◎でカラーを揃えやすい。
📳
バイブレーション
万能選手

飛距離と操作性のバランス◎。ただ巻きで釣れるので初心者にもおすすめ。根掛かりしにくいモデルを選ぼう。

重量:20〜30g

カラー:ゴールド、イワシ、チャート

アクション:ただ巻き、リフト&フォール

ジャクソン 鉄板バイブ 26g
1個500円以下のコスパ最強バイブ。根掛かりロストしても痛くない。まず最初に揃えたい。
🪱
ワーム
食い渋り時の切り札

ナチュラルなアクションで警戒心の強いマゴチにも有効。ジグヘッドとセットで使用。スローな誘いが効く。

サイズ:4〜5インチ

ジグヘッド:14〜28g

カラー:ピンク、グロー、ナチュラル

エコギア パワーシャッド 4インチ
テールの振動でアピール。マゴチ・ヒラメに実績多数のド定番ワーム。
🐟
ヘビーシンキングミノー
朝マズメに◎

ミノーならではのナチュラルな泳ぎで誘う。ベイトが回遊している時に効果的。

サイズ:10〜14cm

重量:25〜40g

カラー:イワシ、キス

DUO ビーチウォーカー ハウル 27g
サーフ専用設計のヘビーシンキングミノー。飛距離と泳ぎのバランス◎

🎯 釣り方・テクニック

サーフでマゴチを釣る最大のコツは「離岸流を見つける」こと。離岸流を制する者がサーフを制す!

🌊 離岸流の見つけ方

離岸流(リップカレント)はマゴチが待ち構える一級ポイント。以下の特徴を探しましょう。

🌊
波が砕けにくい
周囲より波が穏やかで、白波が立ちにくい場所
🎨
海面の色が違う
砂が巻き上げられて濁っている、または深くて青黒い
🗑️
ゴミが集まる
流れに乗って海藻やゴミが帯状に集まっている
👓
偏光グラスで確認
水面のギラつきを消して、地形変化を見つけやすく
🔍 離岸流を探す

サーフに着いたらまず海を観察。離岸流(沖に向かう流れ)を探します。波が砕けにくい場所、海面の色が他と違う場所、ゴミが集まっている場所が目印。偏光グラスがあると見つけやすい!

💡 見極めのコツ:高い場所(堤防など)から俯瞰で見ると離岸流が分かりやすい!
🎯 遠投してボトムを取る

フルキャストで離岸流の向こう側へ遠投。ルアーが着底するまでカウントダウン。マゴチは底にべったり張り付いているので、まずは底を感じ取ることが重要。

⬇️ 底から30cm以内をキープ

マゴチは底生魚なので、底から30cm以内をキープしながらスローリトリーブ。根掛かりしない程度にルアーを底に這わせるイメージで。時々ストップを入れると効果的。

💡 リトリーブ速度:ハンドル1回転2秒くらいのスローペース!
🔄 リフト&フォール

ただ巻きで反応がない時はリフト&フォールを試す。ロッドを上げてルアーを持ち上げ、フォールさせる。フォール中のバイトが多いので、ラインを張って集中!

⚡ アタリ → アワセ

マゴチのアタリは「ゴツッ」という明確なものから、「モゾモゾ」という繊細なものまで様々。違和感を感じたら即アワセ!遅れると吐き出されることも。

💡 アワセのコツ:ロッドを立てて巻きアワセ!マゴチの口は硬いので強めに。
🐟 ランディング

波打ち際まで寄せたら、波に乗せてズリ上げるか、タモ網(5m以上)でランディング。マゴチの背びれには毒があるので素手で触らないこと!

⚠️ 注意:背びれの毒棘に刺されると激痛!必ずフィッシュグリップを使おう。

📍 千葉おすすめサーフポイント

千葉県はサーフ天国!九十九里・外房・内房それぞれに好ポイントが点在。エリアごとの特徴を押さえて釣果UPを目指そう。

🏖️ 九十九里エリア

🏖️
一宮海岸
広大なサーフ 初心者向け ヒラメも◎

広大なサーフで釣り座を確保しやすい。初心者にもおすすめのエリア。一宮川河口周辺は特に有望。ヒラメの実績も高い。

アクセス:圏央道・茂原長南ICから約25分
駐車場:有料駐車場あり
ベストシーズン:6月〜10月
特徴:河口周辺が◎

🌊 外房エリア

🏖️
太東海岸
良型実績 外房 河口隣接

外房の好ポイント。夷隅川河口周辺は特に有望。良型マゴチの実績多数。黒潮の影響で水温が高く、良型が期待できる。

アクセス:圏央道・市原鶴舞ICから約40分
駐車場:太東海岸駐車場
ベストシーズン:6月〜10月
特徴:良型狙い
🏖️
御宿海岸
水がきれい 観光地 家族釣行◎

透明度の高いビーチでサーフフィッシング。観光地なので周辺施設も充実。家族釣行にもおすすめ。朝マズメ・夕マズメが狙い目。

アクセス:圏央道・市原鶴舞ICから約50分
駐車場:周辺有料駐車場
ベストシーズン:6月〜9月
特徴:朝夕がベスト

⚓ 内房エリア

🏖️
富津海岸
遠浅 初心者向け アクセス◎

遠浅で波が穏やか。初心者でも安心して楽しめる。小櫃川河口周辺がホットスポット。アクアラインからのアクセス良好。

アクセス:館山道・木更津南ICから約10分
駐車場:富津岬駐車場
ベストシーズン:6月〜10月
特徴:波が穏やか
🏖️
館山・北条海岸
内房 穴場 混雑少ない

内房南部の穴場スポット。九十九里ほど混雑せず、じっくり攻められる。水温が安定しており、シーズン通して安定した釣果。

アクセス:館山道・富浦ICから約10分
駐車場:周辺駐車場
ベストシーズン:6月〜10月
特徴:穴場で空いている

📅 季節別攻略法

マゴチは季節によって活性や狙い方が変わります。シーズンごとの攻略ポイントを押さえて、年間を通して釣果UPを目指そう!

🌸
春(4〜5月)
シーズン序盤
⭐⭐⭐☆☆
水温が上がり始め、マゴチも活動を開始。まだ数は少ないが、産卵前の良型が狙える。朝マズメ・夕マズメ中心に狙おう。水温15℃以上になると本格化。
☀️
夏(6〜9月)
ハイシーズン!
⭐⭐⭐⭐⭐
照りゴチ全盛期!日中の炎天下でも高活性。真夏の日差しの中でバリバリ食ってくる。数釣りが楽しめる最高のシーズン。朝から夕方まで1日中チャンスあり。7〜8月がピーク。
🍂
秋(10〜11月)
シーズン終盤
⭐⭐⭐⭐☆
水温が下がり始めるが、冬に向けて荒食いするため良型が狙える。10月前半がおすすめ。11月以降は深場へ移動し、岸からは難しくなる。

📌 時間帯別攻略

朝マズメ(5:00〜7:00):ベイトが活発に動き、マゴチも捕食モード。サーフ全体で有望。
日中(10:00〜15:00):照りゴチの本領発揮!他の魚種が沈む時間帯も活性◎
夕マズメ(17:00〜19:00):再び活性UP。朝に反応がなくても夕方に当たることも。

🛒 迷ったらコレ!サーフルアー入門セット

サーフルアーを始めるなら、この組み合わせがおすすめ!

総額 約25,000円〜35,000円
🎣
ロッド
シマノ
ネッサBB S1002M
サーフ入門の大定番
10ft・Mパワー
🎰
リール
ダイワ
レガリス LT4000-CXH
軽量&ハイギア
コスパ最強
📳
ルアー
ジャクソン
鉄板バイブ 26g
コスパ最強バイブ
複数カラー揃えよう
🧵
PEライン
よつあみ
G-soul X8 1.2号
8本撚りで強度◎
遠投に最適
💡

必須アイテム:タモ網(5m以上)偏光グラスも忘れずに!サーフでは必須アイテムです。フィッシュグリップも背びれの毒対策に必携。

❓ よくある質問

サーフルアーは初心者でもできますか?

中級者向けの釣法ですが、基本を押さえれば初心者でも楽しめます。特に照りゴチシーズン(7〜9月)は活性が高く、釣果が出やすいです。最初は人気ポイントで離岸流を探す練習から始めましょう。

朝マズメと日中、どちらが釣れますか?

朝マズメがベストですが、マゴチは日中でも高活性なのが最大の特徴!「照りゴチ」と呼ばれるように、真夏の炎天下でも釣果が期待できます。他の魚が沈む時間帯もマゴチは元気です。

離岸流が見つけられません…

偏光グラスを使うと見つけやすくなります。また、堤防など高い場所から俯瞰で見ると離岸流が分かりやすいです。波が砕けにくい場所、海面の色が違う場所、ゴミが集まる場所を探しましょう。

ウェーダーは必要ですか?

必須ではありませんが、あると便利です。膝下まで入れると攻められる範囲が広がります。夏は濡れてもいい服装でOK。ウェーダーなしでサンダルで楽しむ人も多いです。

ヒラメと同じタックルで釣れますか?

はい、ヒラメタックルでそのまま狙えます。ルアーもほぼ共通。むしろマゴチとヒラメは同じポイントにいることも多いので、両方狙えるのがサーフの魅力です。

背びれの毒はどれくらい危険?

刺されると激痛が走ります。腫れや痺れが数時間〜1日続くことも。命に関わることは稀ですが、必ずフィッシュグリップを使って取り扱いましょう。刺された場合は患部を温めると痛みが和らぎます。

🎣 他のマゴチ釣法もチェック!

🏖️ サーフで照りゴチを狙おう!

広大な千葉のサーフで、夏のマゴチを釣り上げよう!
日中でも釣れる照りゴチゲームを楽しもう。

← マゴチ釣りトップに戻る