相模湾の数、房総の爆発力 — しまや丸152杯が示す初夏の本番
昨年2025年のスルメイカは記録的な当たり年でした。では今年はどうか。4年分の同期間(6/1〜6/12)を並べてみます。
| 年 | 釣果報告数 | 平均杯数 | 最高 | 出船船宿数 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 54件 | 22.8杯 | 70杯 | 17軒 |
| 2024年 | 31件 | 15.6杯 | 36杯 | 10軒 |
| 2025年 | 155件 | 44.1杯 | 156杯 | 32軒 |
| 2026年 | 84件 | 38.6杯 | 152杯 | 25軒 |
平均38.6杯は昨年(44.1杯)には一歩及ばないものの、不漁だった2024年(15.6杯)の2.5倍、2023年(22.8杯)も大きく上回る高水準。最高152杯は昨年の156杯にほぼ並びます。出船25軒と裾野も広く、データ上は2年連続の当たり年と言ってよい立ち上がりです。週末の判断材料として:群れが入っている今年は「行ける日に行く」が正解に近い年です。
出船数では相模湾勢が圧倒的です。しかし1隻あたりの平均杯数で並べ替えると、違う主役が見えてきます。直近30日(5/13〜6/12)の平均トップはしまや丸(南房総・乙浜港)の66.2杯。12回の出船で最大152杯、三桁3回という爆発力です。坂口丸(相模湾)の60.3杯がこれを追い、和八丸(外房)も37.2杯と房総半島の先端部が気を吐いています。
黒潮に近い房総南端・外房は群れの通り道に当たれば一気に数が伸びるエリア。一方の相模湾は栃木丸22回・儀兵衛丸20回・平安丸19回と圧倒的な出船数で、安定してチャンスを供給し続けています。だから何か——「確実に乗りたいなら相模湾の連日出船組、一発の夢を見るなら房総」という選び方ができる、贅沢な6月です。
直近30日(5/13〜6/12)のスルメイカ(ムギイカ含む)出船実績です。
出船数では栃木丸(22回・平均20.7杯)、儀兵衛丸(20回・平均16.9杯)、島きち丸(14回)の相模湾勢が上位。横浜の飯岡丸(16回)も継続出船中です。
過去3年の6月、相模湾・房総のスルメイカ船は合計684回の出船で20,945杯を上げてきました。当サイトDBの月別データでは、5月(平均42.0杯)〜7月(出船数最多)が年間の最盛期。ムギイカと呼ばれる若いサイズで始まった群れが、夏に向けて成長しながら釣れ続きます。
6月の歴代平均は37.3杯で、今年の6月前半(38.6杯)はそれを上回るペース。サバの猛攻など日ムラはあるものの、7月にかけて出船数はさらに増えるのが例年のパターンです。釣ったその場で仕込む沖漬け、船上干し、イカ刺し——スルメイカは「現地で完成する美味」が最大の魅力。クーラーと醤油ダレの準備をお忘れなく。
| あなたの目的 | おすすめの判断 |
|---|---|
| 三桁の夢を見たい | 房総半島の先端部へ。しまや丸(乙浜)は三桁3回と絶好調だが連日満船のため、予約は早めの電話が必須(PM20時まで) |
| 確実にチャンスを掴みたい | 相模湾の連日出船組(平安丸・栃木丸・儀兵衛丸)。出船数が多く、群れの動きに合わせた釣行日の選択肢が広い |
| 沖漬け・食味重視 | いまのムギイカ混じりサイズは沖漬けの最適サイズ。タレを仕込んで乗船を |
イカの群れは足が速く、釣果は日替わりです。出船前に最新の速報をご確認ください。