❄️ Seasonal Report

冬の千葉船釣り
2025年12月〜2026年2月

風・波・潮から「今日は何を釣るべきか」を導く。3,700件のデータが教える冬の正解。

❄️ 冬の千葉、3つのポイント

🦐
シロギスが12月130匹 — 年間ベストは真冬だった
湾奥の吉野屋でシロギス12月130匹(最大190匹)、1月も110匹。春夏のイメージがあるシロギスだが、実は12月が年間最多。穏やかな湾奥で風2mの環境。
🦑
ヤリイカが全エリア展開 — 大潮なら30杯
内房22杯→外房20杯→南房20杯→銚子19杯。12月に内房で開幕し、2月には千葉全域で狙える。大潮で30杯、小潮だと14杯。潮見表が勝負を分ける。
🐟
タチウオは12月がラスト — 24本から2月に9本へ急落
12月は湾奥・内房ともに24本で好調。しかし1月→2月で9本まで急落。冬のタチウオを狙うなら12月中に行くべし。2月には完全に冬の終了。

💨 風が強い日、何を釣ればいい?

冬は北西風の季節。千葉の外房側は特に影響が大きい。でもデータを見ると風に完全に無関係な魚種がある。

🟢
風が強くてもOK:トラフグ・カワハギ・ヤリイカ
トラフグは微風3.0匹→強風4.4匹と、むしろ風で上がる(偶然の可能性もあるが少なくとも落ちない)。カワハギも全風速帯で14〜16匹で安定。ヤリイカも20〜23杯で風に無関係。
トラフグ=カットウのシンプル仕掛け、カワハギ=底付近で安定、ヤリイカ=深場で風の影響小
🟡
風で落ちる:アジ・シロギス
アジは微風80匹→中風45匹で4割減。シロギスは微風144匹→弱風110匹。どちらも凪の日を選ぶと圧倒的に有利。冬は凪が貴重だからこそ、凪の日にアジ・シロギスを狙う価値がある。
アジ=コマセが流される、シロギス=アタリが取れない → 風で精度ダウン
📊 データで見る — 風速別×魚種別の平均釣果
魚種微風(~2m)弱風(2~4m)中風(4~6m)強風(6m~)
シロギス144110
アジ80564562
フグ19262019
ヤリイカ24202223
タチウオ19201816
カワハギ13151615
トラフグ3.03.33.54.4
ヒラメ5.94.64.53.6

※ 2025年12月〜2026年2月、千葉6エリア、出船5件以上

🌙 潮回りで狙い分ける

冬は潮回りの差がはっきり出る季節。特にアジとヤリイカは潮で倍以上の差がつく。

🐟
アジは若潮で124匹 — 大潮の1.6倍
若潮124匹 > 長潮89匹 > 大潮76匹 > 小潮68匹。潮が緩い日ほどコマセが効いてアジが寄る。若潮・長潮の日を狙えば三桁が見える。
🦑
ヤリイカは大潮で30杯 — 小潮の2倍以上
大潮30杯 > 中潮20杯 > 小潮14杯。アジとは真逆で、潮が動く日にイカの活性が上がる。大潮の日はヤリイカに行こう。
💡
ヒラメ・カワハギ・トラフグは潮に影響されにくい
ヒラメは大潮7.1〜小潮5.7枚で多少の差はあるが安定。カワハギもトラフグも全潮回りでほぼ同じ。潮見表を気にせず行ける安定型。
📊 データで見る — 潮回り別×魚種別の平均釣果
魚種大潮中潮小潮長潮若潮
アジ75.873.367.688.6123.9
ヤリイカ30.319.614.1
タチウオ20.117.119.516.724.3
ヒラメ7.16.55.76.66.9
カワハギ15.514.214.311.215.5
トラフグ3.82.53.54.0

※ 2025年12月〜2026年2月。件数5件以上

🎯 天気予報を見たら、こう決める

💨 風速5m以上?
内房でトラフグ。シンプルなカットウ仕掛けだから風に完全無関係。むしろ強風で数が上がるデータすらある。
🌙 大潮の日?
ヤリイカで決まり。大潮30杯は小潮の2倍以上。内房・外房・南房どこでもOK。
🌙 若潮〜長潮?
アジがベスト。若潮なら124匹で三桁確実。湾奥か内房で。
☀️ 凪の穏やかな日?
→ 湾奥のシロギス。凪なら144匹、風が出ると110匹。凪の日を逃さない。
🎣 12月中なら?
タチウオがまだ24本出る。1月以降は急落するので12月がラストチャンス。
🌊 外房の凪の日?
ヒラメ。冬が年間最多出船。黒潮の水温17℃で外房は年中安定。凪の日を狙い撃ち。

📅 冬の3ヶ月で何が変わる?

※ バー内の数値は1日あたりの平均釣果です。

魚種
12月
1月
2月
シロギス
130匹
110匹
出船少
アジ
93匹
80匹
64匹
タチウオ
24本
22本
9本
ヤリイカ
22杯開幕
25杯
21杯
カワハギ
17匹
15匹
11匹
ヒラメ
最盛期
好調
安定
トラフグ
まだ
4匹で開幕
3匹助走
フグ
18匹
16匹
32匹
マダイ
安定
安定
安定

📍 エリア別 冬のハイライト

湾奥 — シロギス130匹+アジ93匹、冬の最強エリア
シロギス年間ベスト
12月130匹(最大190匹)は年間最高記録。1月も110匹。吉野屋が中心。穏やかな湾奥で風2mの環境だから、初心者でも束釣り確実。
アジ12月93匹
12月93匹(最大203匹)→1月80匹→2月64匹と冬を通して安定。吉野屋・林遊船・伊藤遊船・岩田屋の4船宿。若潮の日なら124匹。
タチウオ12月で終了
12月25本→1月24本→2月9本。12月がラストチャンス。吉久・吉野屋で出船数は維持されるが、2月には数が出なくなる。
内房 — ヤリイカ+タチウオ+カワハギの三本柱
ヤリイカ冬の主役
12月22杯で開幕→1月25杯ピーク→2月22杯。利八丸・新盛丸・萬栄丸・庄幸丸が中心。大潮の日を選べば30杯超え。
アジ安定
12月59匹(最大327匹の大爆発日あり)→1月42匹→2月38匹。こなや丸・勘次郎丸が中心。水温低下で数は落ちるが、当たり日は三桁超え。
カワハギ冬も好調
12月17匹→1月15匹→2月11匹。光進丸・村井丸・彦次郎丸が中心。秋の最盛期からは下がるが、冬でも15匹は好水準。
トラフグ1月から開幕
1月22件→2月45件と出船数が倍増。新盛丸・萬栄丸・ひらの丸。平均3〜4匹で春の最盛期に向けた助走段階。
外房 — ヒラメ冬本番+フグ2月に32匹大爆発
ヒラメ冬が年間最多
12月73件→1月74件→2月128件と冬を通して増加。23船宿が参戦する外房最大のターゲット。黒潮の水温17℃に支えられて安定。
フグ2月に32匹
12月18匹→1月16匹→2月32匹(最大80匹)。2月に大爆発。敷嶋丸・長福丸・隆光丸が中心。カットウ仕掛けで風にも強い。
ヤリイカ1月から参入
1月18杯→2月20杯(最大45杯)。不動丸・勝丸が中心。外房のヤリイカが冬の定番ターゲットに成長。
銚子・九十九里 — ヒラメとマダイの2本柱
ヒラメ冬が最盛期
銚子12月8枚→1月7枚→2月6枚。九十九里も12月6枚→1月6枚→2月6枚で安定。計145件出船。
マダイ好調
銚子12月11匹(最大37匹)→1月11匹→2月6匹。幸丸・清勝丸が中心。12月の37匹は年間でもトップクラスの記録。
ハナダイ安定
九十九里で12月35匹→1月28匹→2月30匹。隆正丸・洋一丸・孝徳丸が中心。冬を通して安定供給。
南房総 — カワハギ21匹+2月にキンメ40匹登場
カワハギ12月21匹
12月21匹(最大43匹)→1月15匹→2月13匹。早川丸が中心。12月が南房カワハギのピーク。
キンメダイ2月に新登場
松栄丸・しまや丸で2月に40匹(最大40匹)。深場の高級魚がコンスタントに釣れる冬の新ターゲット。
ヤリイカ2月に拡大
2月に9船宿24件出船、平均20杯(最大47杯)。大栄丸・早川丸・松栄丸など南房でもヤリイカが定番に。

データについて

数値の読み方: 本レポートの釣果数値は、特に記載がない限り1日あたりの平均値です。「最大○匹」は期間中に記録された1日の最高記録です。

本レポートは2025年12月1日〜2026年2月28日の釣果データ(3,700件)と、天気・波浪・水温・潮汐データをクロス分析しています。

データは統計的な傾向であり、個別の釣行結果を保証するものではありません。