Monthly Report

千葉船釣り月次レポート
2025年2月

トラフグが千葉全域で大ブレイク。川津サバ113匹、アジは安定の三桁

6エリア
113匹 サバ(川津)
96.7匹 アジ(長浦)
7.0匹 トラフグ(浦安)

2025年2月 — 1月から何が変わったのか

2月の千葉船釣りで最も大きな変化はトラフグの台頭だ。1月は内房の新盛丸(勝山)が20件で出船していたが、2月は26件に増加。さらに湾奥の吉久・吉野屋でも各20件と、浦安でもトラフグ船が本格稼働し始めた。千葉全域で「冬のフグ」が主役に躍り出た月だった。

一方、1月に好調だったタチウオは全港で半減。ひらの丸(富津)は30.8本→18.1本、吉久(浦安)は31.9本→17.7本。冬のタチウオシーズンが終盤に入ったことがデータに表れている。

そしてもうひとつ。外房・川津港の鈴丸がサバ平均113匹・最大150匹と、1月から大幅に伸びた。不動丸も平均51匹と好調で、2月の外房は大原のヒラメだけではない。

以下、エリアごとに2025年2月1日〜28日の釣果データをまとめた。

今月のハイライト

魚種平均最大件数
サバ川津113.31506件
アジ長浦96.71456件
アジ浦安74.817019件
サバ大原54.48014件

エリア別レポート

内房
トラフグ — 2月の主役 好調
勝山・新盛丸: 平均4.8匹 / 最大9匹(26件)
勝山・萬栄丸: 平均3.7匹 / 最大7匹(18件)
勝山・利八丸: 平均2.1匹 / 最大4匹(16件)
勝山が内房トラフグの拠点。新盛丸は月26回出船とほぼ毎日フグに出ている。1人5匹前後で安定しており、食味を考えれば十分すぎるお土産になる。
アジ — LTアジ(長浦)・金アジ(金谷) 安定
長浦・こなや丸: 平均96.7匹 / 最大145匹(6件)|ライトタックル・30号ビシ
金谷・勘次郎丸: 平均73.6匹 / 最大97匹(14件)
金谷・光進丸: 平均58.4匹 / 最大87匹(20件)|40号ビシ・ミンチコマセ・平均サイズ38.9cm
保田・村井丸: 平均49.2匹 / 最大77匹(12件)
1月とほぼ同水準。こなや丸は出船回数が6件と少ないが、出れば平均三桁近い。金谷の光進丸は20件と安定して出船しており、平均サイズ38.9cmの金アジが狙える。アジに関しては1月→2月で目立った変化はない。
タチウオ 下降
富津・ひらの丸: 平均18.1本 / 最大33本(18件)|テンビン仕掛け
長浦・こなや丸: 平均10.8本 / 最大19本(13件)|ジギング
1月のひらの丸30.8本→18.1本、こなや丸23.1本→10.8本と、いずれも大幅に下降。冬のタチウオシーズンが終盤に入ったサイン。ただしひらの丸の平均18本はまだ十分釣れるレベルで、出船数も18件と安定している。
ヤリイカ 安定
勝山・新盛丸: 平均19.8杯 / 最大43杯(21件)
勝山・萬栄丸: 平均20.3杯 / 最大36杯(12件)
勝山・庄幸丸: 平均19.4杯 / 最大35杯(10件)
勝山3船宿がいずれも平均20杯前後で安定。1月の新盛丸23.9杯からは微減だが、3船宿合わせて43回出船しているのは勝山ヤリイカの層の厚さを示している。
アカメフグ 安定
上総湊・加平丸: 平均10.6匹 / 最大16匹(14件)
上総湊の加平丸がアカメフグで平均10.6匹。トラフグとは別種だが、食味は良く、数も出る釣り物。
イサキ 安定
保田・村井丸: 平均29匹 / 最大42匹(6件)
冬のイサキは脂が乗る時期。平均29匹と数も出ており、アジとの二本立てで出船している保田ならではの選択肢。
湾奥(浦安・江戸川放水路)
トラフグ — 湾奥でも本格始動 好調
浦安・吉野屋(浦安): 平均7.0匹 / 最大19匹(20件)
浦安・吉久: 平均6.3匹 / 最大14匹(20件)
1月にはなかったトラフグが湾奥で一気に立ち上がった。吉野屋・吉久ともに月20回出船で、内房の新盛丸(4.8匹)を上回る平均6〜7匹。浦安からトラフグが狙えるのは都心からのアクセスを考えると大きな魅力。
アジ 安定
浦安・吉野屋(浦安): 平均74.8匹 / 最大170匹(19件)
江戸川放水路・林遊船: 平均45.6匹 / 最大66匹(11件)
吉野屋は1月の82.3匹から74.8匹に微減だが、最大170匹の爆発力は健在。林遊船も平均45匹と手堅い。
タチウオ 下降
浦安・吉久: 平均17.7本 / 最大26本(20件)
浦安・吉野屋(浦安): 平均13.1本 / 最大22本(21件)
吉久31.9→17.7本、吉野屋27.7→13.1本。内房同様に下降傾向。ただし出船数は吉久20件・吉野屋21件と高水準を維持しており、まだシーズン中ではある。
カサゴ 安定
浦安・吉野屋(浦安)カサゴ: 平均38.1匹 / 最大85匹(14件)
2月に新たに目立ってきた釣り物。カサゴの最大85匹は驚き。浦安は月替わりで多彩な魚種に出船できる強みがある。
外房
サバ — 川津港が好調 異次元
川津・鈴丸 サバ: 平均113.3匹 / 最大150匹(6件)
川津・不動丸 サバ: 平均51.4匹 / 最大80匹(20件)|平均サイズ43.8cm
2月の外房最大のサプライズ。鈴丸のサバ平均113匹・最大150匹は桁違いの数字。不動丸も平均51匹・サイズ43.8cmと良型揃い。川津港は1月の35匹から大幅に伸びており、2月の外房はサバなら川津が最注目。
ヒラメ 安定
大原・隆光丸: 平均6.0枚 / 最大10枚(17件)
大原・臼井丸: 平均3.4枚 / 最大6枚(21件)
岩和田・明広丸: 平均4.0枚 / 最大6枚(20件)
他、春栄丸(17件)・長福丸(19件)・つる丸(12件)
引き続き大原港が主力。隆光丸は1月の平均9枚→6枚にやや落ちたが、出船数は依然多い。大原〜岩和田で100件以上の出船データがあり、ヒラメの選択肢としては外房が引き続き最大。
フグ・キンメ・マハタ 安定
大原・敷嶋丸 フグ: 平均26.9匹 / 最大73匹(7件)
大原・富士丸 キンメ: 平均28匹 / 最大43匹(8件)
松部・信照丸 マハタ: 平均2.1匹 / 最大3匹(7件)
敷嶋丸のフグは1月の14.3匹→26.9匹と大幅アップ。最大73匹の爆発力もある。富士丸のキンメは深場の高級ターゲットで、平均28匹は食卓が華やかになる数字。
南房総
カワハギ・ヤリイカ 安定
洲崎・早川丸 カワハギ: 平均16.9匹 / 最大40匹(15件)
洲崎・早川丸 ヤリイカ: 平均22.4杯 / 最大57杯(9件)
早川丸のカワハギは1月の19.3匹→16.9匹に微減。ただし最大40匹と爆発力は健在。ヤリイカも平均22杯と、勝山勢と同水準。洲崎は2月もカワハギ+ヤリイカの二本柱。
クロムツ・アマダイ 普通
太夫崎・渡辺丸 クロムツ: 平均4.6匹 / 最大21匹(12件)
江見・新栄丸 アマダイ: 平均2.1匹 / 最大4匹(9件)|平均サイズ49.5cm
渡辺丸のクロムツは1月の6.7匹→4.6匹に減少。新栄丸のアマダイは平均サイズ49.5cmと1月(47.5cm)より大型化。数は少ないが型で価値がある。
銚子・九十九里
ヒラメ 安定
飯岡・隆正丸: 平均5.9枚 / 最大10枚(18件)
飯岡・三次郎丸: 平均6.2枚 / 最大10枚(12件)
飯岡・優光丸: 平均5.7枚 / 最大10枚(12件)
外川・大盛丸: 平均8.0枚 / 最大15枚(9件)
飯岡・幸丸: 平均9.2枚 / 最大12枚(6件)
1月の平均9〜10枚からやや落ちたが、5〜6枚水準で安定。大盛丸・幸丸は平均8〜9枚と引き続き好調。出船数の多さは健在で、銚子のヒラメは2月もメインターゲット。
ヒガンフグ 安定
飯岡・隆正丸: 平均7.6匹 / 最大16匹(16件)
1月のショウサイフグ(平均15.7匹)からヒガンフグに切り替わり。数は半減したが、ヒガンフグは食味でショウサイフグを上回ると言われる。
ハナダイ — 片貝港が新登場 好調
片貝・幸辰丸: 平均39匹 / 最大50匹(6件)
片貝・勇幸丸: 平均30.8匹 / 最大40匹(5件)
1月は飯岡の隆正丸がハナダイの拠点だったが、2月は片貝港の2船宿が平均30〜39匹と好調。九十九里エリアでのハナダイは2月が狙い目。

1月→2月の変化まとめ

項目1月2月変化
トラフグ(内房)新盛丸 4.3匹/20件新盛丸 4.8匹/26件出船増
トラフグ(湾奥)データなし吉久6.3匹/吉野屋7.0匹新登場
タチウオ(富津)ひらの丸 30.8本ひらの丸 18.1本▼41%
タチウオ(浦安)吉久 31.9本吉久 17.7本▼45%
アジ(長浦)こなや丸 99匹こなや丸 96.7匹横ばい
サバ(川津)不動丸 35.4匹鈴丸 113.3匹大幅増
クロムツ(勝山)萬栄丸 47匹5件未満終了

次の釣行に向けて — 2月の判断マトリックス

2月の千葉船釣り、何を優先するかで行き先が変わる。

数を釣りたい
川津 → サバ(平均113匹・43cm良型)
鈴丸・不動丸の川津港2船宿が好調。40cm超えの良型サバが大量。2月の外房は川津が熱い。
高級魚を狙いたい
勝山 or 浦安 → トラフグ(平均5〜7匹)
フグの市場価格を考えればコスパ最強。浦安なら都心から近い。勝山なら出船数の安定感。
アジを釣りたい
長浦 → LTアジ(平均96.7匹)
こなや丸の安定感は冬の間ずっと変わらない。30号ビシで初心者にも。
ヒラメを釣りたい
大原 or 飯岡 → ヒラメ(平均5〜8枚)
1月から数はやや落ちたが、出船数は依然多い。飯岡の大盛丸・幸丸が平均8枚超え。
型で勝負したい
金谷 → 金アジ(平均38.9cm)
光進丸は月20回出船と安定感抜群。ミンチコマセの金アジは脂の乗りが別格。
食味重視で選びたい
江見 → アマダイ(平均49.5cm)
新栄丸のアマダイは1月より型が上がっている。数は少ないが50cm級は最高の冬の味覚。

データについて

本レポートは2025年2月1日〜28日の釣果データに基づいています。各船宿の公式釣果情報をもとに集計・分析しています。

釣果は自然条件により大きく変動します。本データは過去実績であり、将来の釣果を保証するものではありません。